2008年09月14日

ポニョ

先日、愛犬のキラたんを連れてヒルズに行き、
シャンプーをさせてる間に、映画を見てきました。
「崖の上のポニョ」
新條の周りでは賛否両論な作品でしたが、
新條は素直に、すごいと思いました。
子供が見ておもしろいかどうかは大人なのでわかりませんが
子供に見せたい、夢あふれる作品でした。
なんと言ってもすごいのは、あの発想力。
海の中をあんな風に表現出来るなんて・・・と思ったり、
波の感じ、家の感じ、車の感じ、そのほとんどが
絵本から抜け出たような独創的な表現力で描かれています。
絵本なら、作家一人が自分の頭の中のものを紙に表現すればいいだけですが、
監督の頭の中をアニメにしてるってところがすごい。
スタッフ一人一人に、その頭の中の情景が伝わらないと描けないし、
色彩にしても、表現にしても
スタジオジブリのスタッフは監督が何を描こうとしてるか
理解することから始めなきゃいけないわけだし
それをこうやって形にするってことは
スタッフ自体が、相当柔軟な発想力と表現力を持ってないと
出来ないんだろうなと思いました。
あるものを本物そっくりに描くのは意外と簡単ですが、
人の頭の中の世界なんてわからないですからね。
宮崎監督もさることながら、スタッフにも脱帽。

また、アニメならではの表現がたくさんあって
「アニメってこうじゃなきゃ!」と思いました。
車がこんな動きしないとか、波はこんな風にならないとか
舞台は現代なのに、アニメ的な表現がたくさんあるんです。
新條なんか、頭がすっかり硬くなってるから
車の動き一つとっても、ああいう表現は絶対に出来ない。
宮崎監督の頭の柔らかさと言うか、発想の柔軟さにただただ驚くばかりです。
アニメだからこそ、表現出来るたくさんの夢あふれるシーン。
アニメってこういうのだったよね、これがアニメだよねと
改めてアニメの良さを再認識出来ました。
とっても素敵な映画でしたよ。
ものを創る人間がこれを見たら、自分の仕事を振り返ってみるだろうし
原点に戻ろうと思うだろうな。
とってもおすすめです。
頭を空っぽにして見に行ってみてください。
とっても頭が柔らかくなると思います。

cpiblog00709 at 19:17││movie