まゆたんエッセイ

2006年05月23日

九州女児

こんにちは!新條まゆです。

最近、修羅場中にアシスタントさんと「好みの男」って話になるんですが、
新條改めて、自分は九州の女なんだなぁ〜と思い知ることが多いです。
九州男児って言葉がありますが、九州女児って言葉ってないですよね。
でも、九州男児同様、九州女児もかなりの特徴があります。
東京に来て、男の人と並んで歩くことにもの凄く抵抗がありました。
いつも、一歩下がって歩くことが普通だったので・・・
あと、一緒に食事を取ること。食事ってすごく生活の中のエロスだと思うんです。
それを男性といっしょ取るなんて・・・ホントに慣れませんでした。
あんまり家族や彼氏以外の人と食事を取るという習慣がなかったので・・・
東京って外食は普通ですが、九州は年に数回あるかないかですから。
それも、家族とだし、彼氏と食事を取ることすら、緊張して食べられなかったり
するくらいです。
あと、これはいまだに出来ないことなんですが、彼氏を呼び捨てにしたり、ニックネームで
呼んだりすること。これだけは死んでも出来ない!!
同級生は○○くん、年上は○○さん。
こういう話を聞くと他の地方の人はびっくりするかとは思いますが、
九州ではよく聞く話なんです。
中学高校と女子とよく話をする男子は、軟派だと人気がありませんでしたが、
アシさんたちの話では、「気さくで話しやすい。」と
逆にそう言うタイプの男子が人気が出るとか・・・これにもびっくり!!
女子と話をしてただけで、もう、学校中の噂でしたよ。
男は気軽に女子に話しかけない。これ、鉄則です。
しかも、うちの高校は創立100年以上もある超伝統校で、
グラウンドを使う部活(野球部、サッカー部、ラグビー部など)は
女子のマネージャーはダメだったんです。
その理由が、グラウンドは男の仕事場だから、女子は入るべからず!!
今にして思うとすごい理由です。
うちの母は、父親に出す食事は絶対おかずが3品以上ないとだめ!という
考えのもと、毎日食事を作っていたし(なので、父親がいない日は手を抜く(笑))
まさに、「男子厨房に入らず」で、父親は母がいないとラーメンもろくに
作れませんでした。
そんな家庭環境と地域性で育っているので、
彼が「ただいま」と帰ってきたら、「お帰りなさい」と出迎え、
脱ぎ散らかすスーツや服を拾って歩き、いつも温かい食事とお風呂を用意していて
一緒に食事を取るんだけど、いつもバタバタしてる。
なぜなら、彼がリクエストするいろんなものを台所に取りに行かないといけないから。
ゆっくりご飯が食べられるのはその後。
気を抜くと嫌われるという緊張感にいつも満ちている生活がいいとアシさんに
言ったら、驚かれました。
ストレスが溜まりそう・・・とか、それって何のために結婚するんですか?と
言われてしまいました。(笑)
新條、癒されたいとか、この人といるとリラックスできるなんて生活は
まっぴらごめんなタイプです。
相手はリラックスしてても、自分は常に緊張していたい。
だって、好きな人の前だから。
癒されたり、リラックスできたりすると、そこに絶対甘えが出てきて、
生活がダラッとしたり、女子失格な毎日を送ることになったりするじゃないですか。
それだけは絶対に避けたい。
もちろん、嫌われたくないと思える相手じゃないとそこまでやれないし、
相手には常に尊敬できる存在であって欲しいって言うのが絶対条件ですけどね。
ま、これがクリアされないから、いまだに独身なわけですが・・・(爆)
それだけに、東京には、ホントにカルチャーショックを受けました。
定食屋にいるサラリーマンを見て、「なんで男の人がこんなところで
寂しく食事を取っているんだろう・・・」と目頭が熱くなったり
お風呂を掃除する男の人を見て気持ち悪くなったり
あ、あと、「僕」といういい方にもかなり抵抗がありました。
あれはドラマや漫画の中だけの呼び方で、実際は存在しないと思ってましたから(笑)
僕って言ってる男の人を見た時もキモい!!って思いました。
すみません。今はもう慣れてそんなこと全然思いませんけど。
こういうと、九州男児って男気溢れていて「俺について来い!」というタイプだと
思いがちですが、実際はそうじゃないんですよ。
九州女児がいないとなんにもできないんです。逆に言うと
なんにもできなくさせちゃうのが九州女児なんです。(笑)
たまに女友達と旅行に行って帰ってくると家の中が強盗にでも入られたかのように
荒れている。それを見て「この人、あたしがいないと何も出来ないんだから。」と
ほくそ笑むのが快感。(笑)
言葉も少ないし、男とはこうあるべき!!というポリシーの元、生きている
九州男児なので、愛情表現なんてほとんどないに等しい。
でも、そのほうがいいと思いませんか?
死なれる前に一言、言ってもらえばそれでいい気がします。
なんか、人生報われた気がする。
ずっと恋してる気分になれるんですよ。好きでいて欲しいな・・・と思って
相手に一生懸命になれることって。
九州男児だって、いつも恋していたいと思ってるから、
相手にいろいろ求めたりするんでしょうけど
やっぱり、九州女児もそう思ってるんですよね。
あ、あと、九州男児は人一倍寂しがり屋が多いですね。
夢見がちだし、ロマンチストだし・・・
でもそれを表に出すのは男じゃないと思ってるわけです。
不器用なのかな・・・ちょっと違うかな。
なんか、そういうのすべてわかってて、男でいさせてくれる。それが九州女児。
ようは、上手なんですよ。基本的に。
なのになぜか九州男児ばかりがクローズアップされてますよね。
なんでなんだろう。わかりやすいからかな。
なんか最近、すごく自分の中の九州の血を実感します。
東京に来て長くなって、東京の文化には慣れたものの、流れてる九州の血は
変わらないなと・・・
新條、いまだに夢はハウステンボスで結婚式をあげることですからね。(笑)
なにもかも引き払って、今は東京に住んでいて、あとちょっとで自分の人生の中で
長崎に住んでいたときより、東京に住んでいる年数のほうが多くなるけど
やっぱり、長崎は大好きだし、原点はそこにあると最近思えるようになりました。
アシさんとの会話の中で、それを思い知ったりするんですよね。
たぶんこの先、ずっと東京に住んでいても、九州女児の魂は変わらない気がする。
そんなことを最近思ってしまう新條なのでした。


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